ケトジェニックまとめ ケトジェニックダイエット

これケトジェニックダイエットの基本3:ケトジェニックダイエットの基礎

この記事ではケトジェニックダイエットの基礎としてケトジェニックダイエットの医学的な根拠に基づき、ライフスタイルとしてケトジェニックダイエットを取り入れるメリットをご紹介していきます

ケトジェニックダイエットのはじまり

ケトジェニックダイエット(ケトン体代謝を目的とする食事)は1920年代ごろ、小児てんかんの食事療法として始まります。

てんかんとは、脳が一時的に過剰に興奮することで、意識消失やけいれんなどの“てんかん発作”を繰り返し引き起こす病気のことです。

引用:https://medicalnote.jp/diseases/%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%8B%E3%82%93?utm_campaign=%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%8B%E3%82%93&utm_medium=ydd&utm_source=yahoo

もともと難治性のてんかん患者に対して”水”のみを飲ませたところ症状が抑制されたところから研究が始まりました。
よくよく調べてみると、血中のケトン体濃度が上昇していることがかんてんの回復につながったことがわかりました。

【ケトン体についてちょっと詳しく】
ケトン体は
・βヒドロキシ酪酸
・アセト酢酸
・アセトン
の総称で、論文ではβヒドロキシ酪酸の血中濃度が上昇することとかんてん回復の相関関係が述べられました。

このことから、ケトジェニックダイエットの凄さについてだんだんとわかり始めます。

ケトジェニックダイエットとは?

ケトジェニックダイエットとは、一般的に使われる”痩せる方法”ということだけでなく、
ケトン体をエネルギーとして身体活動を行うための食事を指します。

ケトジェニックな食事に対し通常多くの人がグルコジェニック(糖を中心とする代謝)な食事をしています。
特に炭水化物中心の食生活ではグルコジェニック状態となり、
体の中のエネルギーのほぼすべてを糖からえるグルコースに依存している状態です。

それに対し、ケトジェニック(血中のケトン体濃度が高い状態)では、
てんかんの抑制やガンの予防等生活習慣病の予防、アルツハイマー病の認知機能の回復、減量効果が確認されいます。
ケトン体は脂肪酸より作られるため、脂肪を燃焼しながら生活に必要なエネルギーを作り出すことになります。
しかもそのエネルギーは糖から得られるエネルギーよりハイパフォーマンスを発揮できるものなのです。

生活習慣病の予防や認知機能の回復、また全般的な免疫機能の向上も達成することができるため、
予防医学としてもケトジェニックダイエットの有用性が次々に明らかになっています。
免疫力向上のため新型コロナウイルスに対しても効果があります。
(新型コロナウイルスでは無症状の方から重症化する方まで、免疫力や持病の差で程度が違ったことは周知の事実ですね。)

太らないあの子のヒミツ

さて、ここまで小難しい内容を連ねてきましたが、
最も見た目に関連する”減量効果”についてもう少し詳しく触れておきたいと思います。

よく巷に「私太らないの」なんていう細身の方がいらっしゃいますよね。
もしかしたら、その人たちは知らず知らずのうちにケトジェニックダイエットを実践しているのかもしれません。

ケトジェニックダイエットにおいて炭水化物や砂糖の摂取量は密接に関係があります。
太らないという方は、ご飯をたくさん食べると調子が悪い、お昼を抜いた方が仕事がはかどるということを
カラダで知っているのかもしれません。

実はケトジェニックシフトするために一番手っ取り早い方法は「絶食」することなんですね。

朝昼と食事を抜いた時、気づけばお腹が空いていないなぁという経験をしたことはありませんか?
実はその時カラダでは脂肪からケトン体を作り出しエネルギーとするケトジェニック状態になっているのです。
ケトジェニック状態では集中力や処理能力が高い状態で活動できるのです。

まとめ

ケトジェニックダイエットを取り入れることで、生活習慣病の予防や免疫機能の向上を期待することができます。
また脂肪を燃焼し減量することもできるので、ライフスタイルとして取り入れていくことでその恩恵を受け取ることができます。

とにかく絶食をして食べなければ良いとというわけでもないので、
ケトジェニックダイエットについて正しい知識をみにつけて行っていくことが大切です。

しかしながら、基本的どんな人でもケトジェニック状態であれば何もしなく痩せる状態なので
男女年齢問わず理想的な体型のために減量しているという人にも有効です。

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