人間の体は糖を摂らなくても大丈夫!?
インスリンが必要で持病と闘わなければならないと言う方も、健康上の問題がなく好きなものを好きなだけ食べられる人も、
実は糖分を全く摂らなくても大丈夫!!!
と、言う事実が厚生労働省でも認められている事実です。
ではなぜかとみなさん疑問に思いますよね?
それもその通りです。
前の記事にも書きましたが、過去にわたしたちは、ブドウ糖を摂らないと、頭が働かないと、朝はパンや米を必ず食べましょうと、そう食育の授業で教わったことがありましたよね???
しかし、厚生労働省でも記されている通り、必ずしもそうでは無いという事実が出てきたのです。
一体どう言うこと?
必須アミノ酸(たんぱく質)と必須脂肪酸(脂質)をしっかり摂れば、全く糖質を摂らなくても身体を動かすエネルギーは確保されると言うことです。
つまり体の中で自ら糖質を作り出すシステムがあると言う事になります。
体内にある筋肉から栄養素を吸収して糖を作り出す働きを【糖新生】と言います。
【糖新生】は新たに糖を作り出そうと言う意味でつけられたものだそう。
過去の記事でも記載しましたが、250万年前の原始人(人間のご先祖様)は、狩をして食をつないでいましたよね?
そこから人間の体は進化を繰り返してこのような【糖新生】と言う仕組みが確立したと言う訳です。
もっと具体的には、食事から得たグルコース(ブドウ糖)を肝臓内で使い果たすと、血糖を維持するために体内でグルコース(ブドウ糖)が作られる仕組みを【糖新生】と言うのです。
つまり、全く糖質を摂らなくなると、体内に蓄積した脂肪や内臓脂肪や中性脂肪から、肝臓で分解され人間を動かすエネルギーを作り出せると言うこと。
本当に必要なエネルギー源 ”脂質”
過去の記事が段々紐付いてきたことがきっとお分かりいただけるかと思いますが、我々が安静にしているときに使用されるエネルギー量は
糖質:脂質 2:8の割合と言う事です。
人間の体のエネルギー源は「糖質」「脂質」「たんぱく質」の3つです。
たんぱく質には体を作る役割がある為、エネルギーになるのは「糖質」「脂質」の2つと言う事です。私たちの体のメインエネルギー源は脂質なので、インスリンによって、糖質を脂質に変えて体内で蓄えていると言う事になります。
すごく簡単に言うと、食べた糖質(米・パン・パスタ等)がインスリンによって分解され内臓脂肪や中性脂肪、肥満の原因になっていくと言う事です。
なので、なるべく糖質を抑えて体内からブドウ糖が無くなった時、あなたのつまめるその脂肪が体のエネルギーとして燃焼されていくと言う事になるのです。
驚きでしょう??
私たちの体に蓄積された脂肪を燃焼して体を動かすガソリンにすると言う仕組みです。
全く動かなくても糖質さえ取らなければ、燃焼できるのです。逆に、効率よく運動を心得ている方には、効果が自覚しやすい食事療法と言う事になります。
【糖新生】についてはお分かりいただけましたか?
少しでもいいなと思えるように詳しくこれからも記事にしていきます!
難しく考えずにシンプルにできるのがケトジェニックダイエットとグルテンフリーダイエットだと思うので是非参考にしていただけたら嬉しいです!
次回もまた何か、お役に立てたらと思っているのでお楽しみに♪
【コーヒー・紅茶に入れてケトジェニック!】