この記事は次世代栄養学の成り立ちについて解説していきます。
なぜいま予防医学としてケトジェニックダイエットなのか。
古典的な栄養学と次世代栄養学の違いを理解したい方におススメです。
今までの栄養学はもう古い?
栄養学も医学と科学の発展により、栄養学も分子レベルで説明できるようになってきました。
機能性医学*に基づいた次世代の栄養学とは?
*機能性医学(Functional Medicine)とは
疾患や健康問題について単純に症状に対処するだけでなく、その背後にある根源的な生体機能や遺伝子、環境要因を考慮して健康促進のためのアプローチを行うもの。従来の医学は症状に対しアプローチするのに対し、機能性医学ではその背景的な生体機能や遺伝子など考慮したアプローチを行います。
20世紀に入りガンや糖尿病、精神疾患で健康を害する事例が増えてきました。
これらは”食事”に起因した「食原病」であるといわれ始め、食べ物をかえなくてはならないという考え方がでてきました。
では、どのように食べ物を変えなくてはならないのか?
古典的な栄養学では食べ物をどのように変えていかなくてはならないのかわからない。
そこでパラダイムシフトとして次世代の栄養学がおこり、食事についてこれまでに無かった考え方がでてきました。
食現病ってどういうこと?
体を木に例えると。。。。
葉っぱが表面化された健康状態で、中には枯れた葉っぱがあります。
これが例えばガン細胞。通常はこのガン細胞を外科的に切り取ることで健康を維持しようとします。—20世紀初頭の西洋医学的考え方ですね。
しかし、機能性医学では実は”根っこ”に問題があり、それがガンを引き起こしているのではないかと考えます。そして原因として挙げられるのが「食事」なのです。
これまでの古典的な栄養学では「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」とカロリーで食事をとらえていました。
しかし、本当に大切な栄養素は他*にもあります。またそれらの”質”が量(カロリー計算による管理)よりも重要なのです。
*例えばファイトケミカルって知ってる?
ファイトケミカルはポリフェノール系やカロテノイド系、イオウ化合物などに分類される栄養素です。
免疫力向上や抗酸化作用、アンチエイジング効果などを期待できる栄養素なのです。
まとめ
これまでのカロリー計算や炭水化物、タンパク質、脂質のみをとらえた食事管理だけでは
健康や美容に効果的な食事習慣(ダイエット)の見直しにはつながらない。
量よりも質に注目し食事をとることで抗酸化作用や免疫力増進を図ることができる。
次世代の栄養学はこのような根底的に体の健康を整えていくための栄養学なんですね。
次世代栄養学の観点から私たちがおススメしたいのが「ケトジェニックダイエット」です。
ダイエットといっても食事習慣という意味で痩せたい方向けの方法論ではありません。
健康で美しく、健康長寿を達成したい方にとってもおススメな食事習慣。
この後の記事では、老若男女を問わずどんな方にでも効果があり、
医学的エビデンスに基づいたケトジェニックダイエットについて紹介していきます。
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